双葉郡広野町の二ツ沼総合公園(広野町下北迫)内「二ツ沼ベース」で1月5日、ビジュアルプログラミングを体験する親子イベントが開催され、小学生の親子が、自身でゲームをつくる体験を楽しんだ。
2020年から義務教育でプログラミング教育が必修となることを見据えて、ひろのパソコン教室(広野町浅見川)が、地元小学生にプログラミングを体験してもらおうと開催した。同教室では、5歳から学べるキッズプログラミング講座を開講。地元イベントなどでも、子どもたちにパソコンに触れる機会を提供している。
この日のイベントでは、ビジュアルで感覚的にプログラミングを体験できる「スクラッチ」というソフトを使い、広野町のゆるキャラ「ひろぼー」を動かすゲームを自身でつくり、プレイするまでを学んだ。子どもたちは、マウスを操作し、キャラクターに指示を与えるプログラムを体験。キャラクターが動いた際には拍手が起こる場面も。地元の県立ふたば未来学園中学・高校生や地域おこし協力隊らがボランティアとして親子をサポートした。
主催したひろのパソコン教室の青木裕介さんは、「まず触れてもらいたい、プログラミング教育とは何かということを伝えたい気持ちで開催している。2020年は4半期に1回くらい、広野町だけでなく双葉郡全体で開催したい」と意気込む。
ひろのパソコン教室の開講は、火曜、木曜、土曜の10時から21時。予約制で1時間1,900円から。出張レッスンも受け付けている。