見る・遊ぶ 暮らす・働く 学ぶ・知る

いわき湯本のミニシアターで映画「ひびきあうせかい」 ヴィヴィアン佐藤さんのアフタートークも

ドキュメンタリー映画「ひびきあうせかい RESONANCE」が上映される、ミニシアターKuramotoの入口

ドキュメンタリー映画「ひびきあうせかい RESONANCE」が上映される、ミニシアターKuramotoの入口

  • 36

  •  

 いわき市湯本駅前のミニシアター「Kuramoto(クラモト)」(いわき市常磐湯本町天王崎)で11月4日と6日、ドキュメンタリー映画「ひびきあうせかい RESONANCE」のアフタートーク付き上映会が開催される。同作品の宣伝担当で美術家、ドラァグクイーン、映画評論家のヴィヴィアン佐藤さんが登壇する。

映画「ひびきあうせかい RESONANCE」アフタートーク付き上映会フライヤー

[広告]

 同作品は、音楽ユニット「LITTLE CREATURES」のボーカル、ギター担当で、テキスト、サウンド、ビジュアルを通して表現するミュージシャン・青柳拓次さんの音楽プロジェクト「サークルボイス」を追ったドキュメンタリー。沖縄、東京、ミュンヘン、ライプツィヒを巡りながら、その土地の音楽家とともに、言葉を超えて人々が声を響かせ合う姿を描く。ヴィヴィアン佐藤さんは公式サイトで「身体、地球、宇宙はすべて楽器であり、「サークルボイス」は古代から未来へつなぐヒーリング・セラピーであり、チューニングなのだ。(一部抜粋)」とコメントを寄せている。

 ミニシアターKuramotoは2019年2月、いわき市在住の蔵田悠子さんが、商店街の活性化と気軽に集まれる場を作りたいという思いでオープン。上映作品は蔵田さんがセレクトしており、独自の視点で選んだミニシアター系作品やドキュメンタリーなどの社会派作品、過去の名作などをラインアップしている。

 現在、蔵田さんは活動の場を九州に移しながら、シアターはボランティアスタッフなどが運営。同作品のアフタートーク企画に携わる、いわき市在住デザイナーの藤城光さんは「世界中の音楽に触れてきた青柳さんの声や音はとても温かく、土地とともに奏でられるように感じる。青柳さんは、著書で『人には「自由な気持ちに満たされること」が必要であり、自身にとってそれは「アートと自然」』と語っており、浜通りに生きる私たちにとってもそれは大切な感覚。芸術から社会に至るまで幅広い視点を持つヴィヴィアン佐藤さんの映画解説も、ぜひ聞いていただけたら」と来場を呼びかける。

 上映は、4日=19時~、6日=17時~。上映時間は70分、アフタートークは45分ほどを予定。チケットは1,500円。アフタートーク付き上映会の定員は10人。申し込みは、同館SNSのDMなどで受け付ける。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース