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いわき湯本のミニシアターで親子映画イベント 託児サービスも

「湯本駅前ミニシアター Kuramoto」外観

「湯本駅前ミニシアター Kuramoto」外観

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 いわき市の湯本温泉に2月にオープンした「湯本駅前ミニシアター Kuramoto」(いわき市常磐湯本町天王崎32)で5月23日~25日の3日間、映画上映イベント「Kuramoto with family パパママと一緒に映画を観(み)よう」が開催される。

「湯本駅前ミニシアター Kuramoto」を運営する蔵田悠子さん

 JR常磐線湯本駅から徒歩3分の場所にある同館は3階建てビルで、2階がシアタールーム、3階が乳幼児向けの託児ルームとなっている。運営は同市内で暮らす蔵田さん夫妻。夫の真吾さんは本好きで、ブックカフェを開くことを夢見て商店街の並びにあるこの土地を求めた。「この場所を地域に開くことで、湯本で楽しく時間を過ごす人が増えたら」という真吾さんの思いをくみ取り、先んじて妻の悠子さんが主体となり映画上映を始めた。

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 上映する映画は、ユナイテッドピープル(福岡県福岡市)と契約を結び、同社の持つ作品をはじめ、夫妻が選んだ作品を毎週火曜・木曜に上映している。湯本町内には映画館が無く、「湯本で映画が見られる」と反響は大きく、口コミを通じて来館する客が増えているという。オープンから2カ月が経過したころ、町内に暮らす88歳の女性が来館した。鑑賞後に館内で地元住民との交流を満喫している様子を見て、「単調な日々の中にドキドキワクワクする時間や、町の人がつながる場所をつくることができたのだと思うとうれしい。オープンして良かった」と悠子さんはほほ笑む。

 「ゆっくり、くつろぎながら映画を楽しんでほしい」という思いから、シアター内は飲食物の持ち込み可。椅子に座りながら、床に寝転びながら、思い思いの格好で映画が見られる造りになっている。希望があれば託児利用も可能(対象は0~2歳児で2人まで)。チャイルドマインダーの資格を持つ悠子さんが、3階の託児ルームで託児をする。

 イベントにも自身の子育て経験を反映し、「小さい子どものいる方は映画を観る時間を取ることも難しいが、この日は子連れで映画を楽しんでほしい」という思いを形にした。上映作品は、子どもの胎内記憶に焦点を当てたドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく~あなたは親を選んで生まれてきた~」。0歳から入場可能で、「上映中に子どもたちが走り回っても泣いても大丈夫」だという。「テーマに関心のある方ならどなたでも歓迎。特に子育て中の家族や妊娠中の方に見てほしい」と来場を呼び掛ける。

 上映は各日12時30分から。料金は、大人=2,000円、中高生=1,000円、小学生以下=500円。カフェインレスコーヒーと焼き菓子の無料試飲・試食付き。事前申し込みは不要だが、託児希望者は予約が必要。託児の予約、問い合わせはメール(cinema.kuramoto@gmail.com)で受け付ける。

 同館の通常営業日は火曜・木曜で、正午から上映。料金は、大人=700円、小学生以下=100円。上映作品とスケジュールはフェイスブックページで確認できる。

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