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いわきで「ゴスペルフェス」社会文芸誌「たたみかた」

クラブハウス「いわきFCパーク」オープン カフェから観戦も

クラブハウス「いわきFCパーク」オープン カフェから観戦も

いわきFCオフィシャルカフェの山崎店長

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 福島県いわき市を拠点とするサッカーチーム「いわきFC」のクラブハウス「いわきFCパーク」(いわき市常磐上湯長谷町)が6月10日、オープンした。サッカーのクラブハウスと商業施設が複合型となっているスタイルは日本初。

いわきFCパークオープニングセレモニーの様子

 福島県社会人サッカーリーグ1部のいわきFCは、「いわき市を東北一の都市にする」というビジョンを掲げ2015年に誕生。選手から、セレッソ大阪チーム統括ディレクター、湘南ベルマーレ社長などを歴任した大倉智さんが社長を務める。

 同施設は当初、選手のみが使うロッカールームやトレーニング施設などのクラブハウスのみの計画だったが、「計画を進めるうちに施設自体で『いわきに貢献したい』という気持ちが大きくなった」と大倉さん。欧米ではクラブハウスを含むアリーナの半分が商業施設になっていることが普通だといい、「商業施設を併設することで、地域の人も気軽にいわきFCパークに来られる環境をつくることができた」と胸を張る。同施設には物販店、飲食店など9店舗が入居。7月15日のグランドオープンに先駆け、10日には飲食店、アパレル、英会話教室など4店舗がオープンした。

 オフィシャルカフェとなる「RED&BLUE CAFE」では、地元いわき産の食材を使ったメニューを用意。豆腐を練りこんだフワフワなパンケーキ5種類(880円~)が目玉。コーヒーは、各国からセレクトした豆を一杯ごとにドリップして提供する。隣のバーレストラン「CRAFTSMAN」とはフロア続きとなっており、コーヒーやアルコールを飲みながらサッカー観戦することができる。同カフェの山崎淳史店長(29)は「震災を経験したことで地元に根差した仕事をしたいと思っていた」と話す。「今回縁あってずっとやりたかったカフェ運営を地元いわきで手掛けることができてとてもうれしい。いわきに今までなかったスタイルなので、サッカーファンはもちろん女性にも楽しんでもらえたら」と意気込む。

 同施設は、いわき駅前の飲食店街「夜明け市場」、47都道府県の商品を扱う「まるごとにっぽん」(東京都台東区)などを手掛ける「47PLANNING(ヨンナナプランニング)」がプロデュースした。いわき市出身の社長、鈴木賢治さん(35)は「いわきFCパークを『グローバルとローカルが共存した空間』にしたい」と話す。「震災直後から、5年から10年かけていわきを震災前よりいい状況にしたいと目標を持ってやってきた」という鈴木さんは同施設オープンにあたり、社員3人がいわきにUターンするなど、いわきFCパークはその起爆剤になると確信している。同施設では今後、本体であるいわきFCの選手と共に、地域の人に地元の誇りと感じてもらえるようなさまざまなイベントを企画していくという。

 営業時間は、飲食店=11時から23時(曜日により異なる)、アンダーアーマーファクトリーハウスいわき(アウトレットショップ)=10時から20時など。

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