食べる 暮らす・働く 学ぶ・知る

いわき湯本温泉郷で復興学園祭 音楽祭や格闘技イベントも

フラダンスを披露する湯本温泉の「フラ女将」たち

フラダンスを披露する湯本温泉の「フラ女将」たち

  •  

 いわき湯本温泉郷を大学キャンパスに見立てたイベント「湯の街復興学園祭」が11月6日、JR湯本駅周辺で行われる。

「湯の街ファイト」に出演するキックボクサー、女子プロレスラーら

 地域の子どもたちが演奏し温泉旅館のおかみたちがフラダンスを披露する「湯の街音楽祭」、地元出身のK-1キックボクサーらが対戦する格闘技イベントなどが繰り広げられる。地区住民らで作る実行委員会が主催。いわき市まち・未来創造支援事業。

[広告]

 学園祭は2002年に始まり、今年で15回目。東日本大震災が発生した2011年以降は復興の願いも込めた。いわき市政施行50周年を迎えた今年は子どもたちがより楽しめる企画に重点を置き、原発事故で低迷した観光の復活を目指しフラガールを生んだ街をPRする。

 音楽祭は駅前のメイン・第2ステージで開く。幼稚園児のマーチングバンドや小中高の吹奏楽部が音楽を奏でるほか、温泉旅館おかみらが着物姿でフラを踊る。青年会有志らはいわき市の郷土芸能じゃんがら念仏踊りを披露する。

 特設リングで行われる「湯の街ファイト」には地元出身の山崎陽一選手や大野憲選手、金田大嵩選手らのキックボクサー、藤本つかさ選手やつくし選手ら人気女子プロレスラーが参戦し、プロレス教室やキックボクシング体験会も開く。

 子ども向けのイベント「子ども元気広場」ではJリーグ入りを目指すサッカーチームいわきFCの選手が講師となるスポーツ体験をはじめ、竹細工や銅板細工の体験会がある。縦90センチ、横10メートルの巨大な紙に将来の希望や夢を描くコーナーも。

 飲食ブースでは、県立湯本高家庭倶楽部の生徒が福島と熊本を支援する「福熊幸(ふっこう)」活動を展開。カジキグルメサミット用に開発したシャカジキ、香りの付いた折り紙で花を折り瓶に詰めたフラワーセラピーを販売する。売上金は熊本地震の支援として現地に送る。フラ女将カレーや湯の街オリジナル鍋なども販売。

 実行委員長の宮内隆光さん(46)は「会場の隅々まで楽しい企画を用意しており、一日を通じて楽しめる。市内外から多くの人に来てほしい」と来場を呼び掛ける。各会場では湯本高の生徒約60人がボランティアスタッフとして参加し、イベントの運営方法を学ぶ。

 開催時間は9時40分~17時30分。入場無料。雨天時にはイベント内容を変更する場合もある。会場近くには駐車場が少ないため、周辺の「いわき市石炭・化石館ほるる」第2駐車場の利用を呼び掛けるほか湯本川調整池駐車場から30分ごとに無料シャトルバスを運行する。