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双葉郡葛尾村で一日限定カフェ 「家族のようにくつろげる場所を」

ツアー参加者がカフェで使うコースターを製作する様子

ツアー参加者がカフェで使うコースターを製作する様子

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 双葉郡葛尾村の復興交流館「あぜりあ」(葛尾村)で10月28日、一日限定のカフェイベント「cafeおかえりHouse」が開催される。主催は葛力創造舎。

「cafe おかえりHouse」チラシ

 会場となる「あぜりあ」は6月、原発事故後の歩みを村内外に発信、村民同士が交流する場としてオープン。同村は2016年6月、福島第一原発事故による避難指示が一部地域を除いて解除され、人口の約2割に当たる260人が村内で生活している(2018年10月1日現在)。

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 イベントを企画・運営する葛力創造舎は震災後の2012年に設立、同村を中心に生業づくりと人材育成に取り組んでいる。カフェイベントを企画するに当たっては「結ツアー」と呼ばれる同村でのツアーを行い、村の魅力に触れた参加者がカフェのコンセプトを話し合いメニューを開発した。カフェの名称も参加者の意見から生まれた。いまだ多くの住民が避難する一方、同村に関心を寄せる人も多いことから、多様な背景の人が集い「ここに来たらみんなが家族のようになれて『ただいま』と言えるような、ホッとくつろげるカフェにしたい」という思いから「cafeおかえりHouse」と名付けた。

 当日は双葉郡の野菜を使った郷土料理ビュッフェ、双葉郡ゆかりのお菓子と薬理効果のあるハーブティーがセットになったお茶会セットを販売する。料理を作るのは、同村の女性たちと郡山女子大学・栄養学科の学生たち。葛尾村と飯館村の女性たちから教わったレシピを元に、地域に伝わる懐かしい食を再現する。運営メンバーの一人は「地域・住民とのつながりを強くしながらカフェの準備を進めている。カフェに来て双葉郡の食を堪能してほしい」と話す。

 同会場にはフリマイベント「わくわくフリマinかつらお」のコーナーも開設。ハンドメード雑貨や古着のほか、双葉郡のお菓子などを販売する予定。

 カフェとフリーマーケットは11時~16時(ビュッフェは13時30分ラストオーダー)に開催。ビュッフェ1,500円、お茶会セット500円。詳細は、フェイスブックページで確認できる。