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双葉郡川内村のタイカフェで移住者イベント 月1回開催

双葉郡川内村のタイカフェで移住者イベント 月1回開催

第1回開催の様子

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 福島県双葉郡川内村に昨年秋オープンした「Cafe Amazon(カフェ アメイゾン)」(双葉郡川内村上川内町分)で今年1月から、移住者のつながりや情報共有を目的としたイベントが開催されている。

会場となる「Cafe Amazon(カフェ アメイゾン)」

 発起人は、東日本大震災後の2013年に埼玉県から川内村に移住し、同村のコミュニティー施設「いわなの郷」(上川内炭焼場)に勤務する関孝男さん。福島県から取材を受けた際、『移住者コミュニティーをつくりたい』と話したことが同イベントを企画する原動力になった。

 川内村は詩人・草野心平ゆかりの地。草野が新宿歌舞伎町に開いていた「酒場学校」をモチーフに「Cafe学校」と名付けた。参加者は20代~60代までの幅広い年齢層で、外国人の移住者も。川内村のほか、隣接する田村市、三春町、いわき市などから集まり、初回は17人、2回目は12人で、約半分がリピーターだという。

 移住者である参加者の地域に対する思いはそれぞれだ。同村に移住した人は「移住当初は、自分たちを受け入れてもらいにくいと感じた」「既にあるコミュニティーに入る難しさを感じた」と漏らす。関さんも「(現在の仕事でもある)炭窯の師匠と出会わなければ実家に帰っていた。師匠との出会いが私の五感を大きく揺さぶり、川内村を好きになるきっかけとなった」と振り返る。

 一方で村外からの参加者は「川内村は若い移住者の受け入れが進んでいて村に活気がある。川内村がうらやましく見える」といった声も。会場となっている「カフェ アメイゾン」は、タイの大手コーヒーチェーンの日本1号店で、昨年11月の開店時には地元や周辺地域で大きな話題になった。同店の開業に関わった「コドモエナジー」は、同村に支社工場を建設した県外の企業で、店長も移住者が務めている。

 「『移住』をキーワードにつながりをつくり、交流できる場、関係を深める場を目指す。広く『移住』に興味がある人が集まってもらえれば」と参加を呼び掛ける。同イベントは月1回、第4火曜日の開催を基本とし、次回の開催は3月28日18時から。詳細はフェイスブックで確認できる。

 双葉郡川内村は2011年の東日本大震災・原発事故により全村避難を余儀なくされたが、2012年4月に旧緊急時避難準備区域の帰村が開始された。現在は全村で帰還できるようになったが、2017年1月現在の帰還率は震災前の6割程度にとどまっている。

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