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双葉郡川内村でワイン用ぶどう畑の防寒ボランティア 地元住民との交流も

川内村「高田島ヴィンヤード」に植えられたぶどうの苗木

川内村「高田島ヴィンヤード」に植えられたぶどうの苗木

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 「かわうちワイン」(双葉郡川内村大字上川内)では、ワイン用ぶどうの苗木を冬の寒さから守る防寒作業を行うボランティアを募集している。

昨年のボランティアの様子

 同社は、東日本大震災・福島第一原発事故発生翌年の、2012年4月にいち早く帰村宣言した川内村で、ワインづくりに取り組んでいる。震災以前、放牧地だった土地を利用し「ワインを核とした関連産業の育成と振興」を目的として、2017年にかわうちワイン株式会社が設立された。代表の高木亨さん(東京都)は、同社設立にあたり「ワインを出荷することのみが目的ではなく、ワインを核とした地域産業の振興と育成を目標とし、川内村の生活スタイルや生活のリズム感を写し取ったワインを醸したい」と思いを込めたという。

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 現在、ほ場である「高田島ヴィンヤード」(川内村上川内大平)には約3ヘクタール、約1万本のワイン用ぶどうの苗木が植えられている。醸造はこれからで、2020年にワインの出荷を行うことを目標に掲げ、関連設備の拡充と栽培、並びに醸造技術の習得を目指している。

 ボランティアの作業は、ぶどう苗木の防寒作業として、断熱材で1本1本を保護する作業およびシート状の断熱材のカッティング等となる予定。「今年はぶどうの木の本数が増え、これまで以上に作業量が増えている。ボランティアの協力をお願いしたい」と高木社長。昨年の参加者からは「山の傾斜を利用したぶどう畑の景観は圧巻。作業だけでなく、地元の方と交流できるのも楽しかった」との声が聞かれる。

 ボランティアの募集は、12月中の土曜・日曜・祝日で、時間は8時~16時。作業場所の高田島ヴィンヤードまでは自家用車などで移動するが、番地が不定のため、ホームページを参照してナビを設定する。作業場所には遅くとも10時までの到着が必要。宿泊希望の場合は、村内のコテージ「いわなの郷」(川内村上川内炭焼場)に6,000円で宿泊できる。基本的には土日のボランティアを募集しているが、平日も可能。参加申込フォームから応募する。

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