サッカーナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ(双葉郡楢葉町山田岡美シ森)内のレストラン「アルパインローズ」で8月8日、「ふくしま旨いものフェア」が始まった。
アルパインローズでは、これまでも地元産を中心に福島県産品の食材を扱ってきたが、今回のフェアは「さらに食材にこだわった」という。
メイン料理は、阿武隈地方産のメープルサーモンのマリネ、伊達鶏のポワレ、葛尾村の羊肉、県産の馬刺し、県産牛のステーキなどをそろえ、地元楢葉町のベーカリー「アルジャーノン」のバゲットに県産にんにくを使用したガーリックトーストを添える。
ドリンクも福島産にこだわり、全国新酒鑑評会で入賞した日本酒をはじめ、楢葉の風(楢葉町)、スパークリング日本酒萌(きざし)(富岡町)、いわきワイン(いわき市)など地元福島県浜通りの酒も取りそろえる。
総料理長の目黒靖久さんは「ここまでの県産食材をそろえたのは、浜通りでも数少ない。ホテルならではの料理を提供しているので楽しんでもらえるはず」と自信を見せる。レストランスタッフは「これまでディナーは予約制だったが、『ふくしま旨(うま)いものフェア』は予約無しでもカジュアルに利用いただければ。この夏はなかなか旅行などにも行けないと思うので、Jヴィレッジで旅行気分を味わってほしい」と呼び掛ける。
フェアはディナーのみで、提供時間は18時~20時30分(ラストオーダー)。新型コロナウイルス対策のため、ソーシャルディスタンスを保った席の案内となる。期間は8月31日まで。