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福島県浪江町に道の駅 延期のももクロライブコラボグッズ限定販売も

8月1日にオープンした、道の駅なみえ

8月1日にオープンした、道の駅なみえ

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 福島県浪江町に8月1日、道の駅なみえ(双葉郡浪江町幾世橋知命寺)がオープンした。開店と同時に、町民をはじめとする多くの客が訪れ、新型コロナウイルス感染予防のため入場制限を行っての営業となった。

「ももクロ春の一大事2020」コラボグッズ「自家製サングリアの素」

 開店初日の1日、地元浪江町産の玉ネギを500袋、ご当地グルメなみえ焼きそばを先着600人に振る舞ったほか、福島県内各地の道の駅が応援フェアを行った。同施設は、フードコート、産地直売所、ベーカリー、のほかに、郷土資料室、大会議室、キッズスペース、談話コーナーなどから成り、生活を支える飲食店や買い物施設と住民同士をつなぐ交流施設機能を併設している。

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 産地直売所では、同町が名産として売り出しているトルコキキョウや、玉ネギ「浜の輝」詰め放題のほか、同町の酒造・鈴木酒造の日本酒「磐城壽(いわきことぶき)」各種や伝統工芸である大堀相馬焼の食器を販売している。ベーカリー「まちのパン屋さんほのか」では、なみえ焼きそばパン(300円)、なみえ焼きそばソフト(350円)などご当地グルメを生かした商品を販売。なみえ焼きそばパンは、開店2時間で売り切れた。フードコートでは、同町の請戸(うけど)漁港で水揚げされた海産物を使った握りずしや刺し身、福島産のフルーツを使ったパフェや、ひきたてにこだわった麺を使ったそば、ラーメンを用意する。

 昨年同町の秋祭り「復興なみえ町十日市祭」に出演し、今年4月にJヴィレッジ(双葉郡楢葉町)でのコンサートが決まっていた「ももいろクローバーZ」とのコラボレーショングッズも限定販売。メンバーのイメージカラーに合わせた4色の「自家製サングリアの素」(各700円)と、イメージカラー4色をさをり織りの糸でボールペンに巻き込んだ「つながりのボールペン」(330円)を同施設のみで扱う。(同コンサートは、来年4月に開催予定)

 2017(平成29)年3月に避難指示が一部解除された同町だが、約1万7千人の人口のうち、現在町内に居住している町民は約1400人。この日は多くの町民が避難先から訪れ、入場列に並びながら再会を喜び合う姿が見られた。いわき市に避難し、9年ぶりに同町を訪れたという女性は「道中、(建物の解体や農地の荒廃で)景色が変わってしまいがっかりする部分もあったが、やはり故郷は落ち着く。地元がにぎわっていてうれしい」と話していた。同施設を運営する「まちづくりなみえ」のスタッフは「ようやくこの日を迎えられた。町民や地元の友人が来店し、みんなの顔を見られたことが何よりうれしい」と笑顔を見せる。

 営業時間は、産地直売所=10時~19時、ベーカリー=10時~16時、フードテラスかなで(和食レストラン)=11時~15時(ランチ)・17時~21時(ディナー)、麺処ひろ田製粉所=11時~18時(麺、スープが無くなり次第終了)、ふくしまフルーツラボ=10時~17時。水曜定休。来年1月には、津波の被害で山形に移転している鈴木酒造の酒蔵と大堀相馬焼の窯場などを備える地場産品販売施設がオープン予定。