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いわきでチャリティーヨガ 心臓移植を待つ「ゆきちゃん」へ

ヨガプログラムの様子(イメージ)

ヨガプログラムの様子(イメージ)

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 いわき市湯本の温泉旅館「古滝屋」(いわき市常磐湯本町三函)で3月12日、チャリティーヨガイベントが開催される。テーマは「わたしたちは生かされている」。

チャリティーヨガの思いがつづられたチラシ

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 主催は慈善団体ONENESS。同団体共同代表で、いわき市内でヨガ教室を主宰する藁谷弘子さんとフラ・ポリネシアンダンスのインストラクター片山裕子さんが、それぞれヨガとフラのレッスンを無料で行い、寄付を呼び掛け、福島県棚倉町で、生後3カ月で心不全となり心臓移植のための資金を募っている「ゆきちゃんを救う会」に寄付することを目的としている。

 チャリティープログラムは3種類で、運動量が多めな「リフレッシュヨガ」(11時~)、参加者全員で1曲を完成させる「フラ体験レッスン」(13時~)、初心者も参加しやすく、ゆったりとした「リラックスヨガ」(15時~)。会場となる同館の厚意で、寄付をした人は日帰り入浴も無料となる。

 ヨガを担当する藁谷さんは「何度かチャリティーヨガは行っていたが、今回は『ゆきちゃんのため』と明確なので安心して参加いただけると思う。誰かのために募金するだけでなく、ヨガを通して心身と向き合い、日頃の不調や疲れを癒やしたり運動不足を解消したりするなど、自分のためにもなる時間にしてもらえたら」と参加を呼び掛ける。

 フラを担当する片山さんは「小さな体で今を生きているゆきちゃん。同じ子を持つ母親として力になりたいと思っている方とともに、フラの『ALOHA』という言葉に隠された大切な学びを伝えながら楽しく体験していただき、最後にみんなでゆきちゃんのために祈りたい」と願いを込める。

 同団体は今年2月に設立。今後も継続的に社会貢献活動を行っていくという。共同代表の吉田寿人さんは「今回『ゆきちゃんを救う会』に協力しているのは、同じ福島県の子どもで、1人目のお子さんも病気で亡くしているということを聞き、少しでも力になりたいと考えたから。ゆきちゃんの住む棚倉町のほか、いわきでも支援を広げたい」と協力を呼び掛ける。

 開催時間は11時~16時。申込不要、入場無料。詳しくはフェイスブックで確認できる。

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