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南相馬市が「ミナミソウマガジン」創刊 サポーターに地元の情景届ける

馬のいる、南相馬の日常――馬と地元の少女

馬のいる、南相馬の日常――馬と地元の少女

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 南相馬市が1月18日、同市サポーター事業として「ミナミソウマガジン」を創刊した。

「ミナミソウマガジン」創刊イベント告知フライヤー

 南相馬市サポーター事業は、同市出身でありながら市外で暮らす人や、ボランティア活動やふるさと納税を行い同市と関係を持つ人たちにサポーター登録をしてもらうことで、南相馬市を継続して応援してもらうことを目的とした事業。これまでに、南相馬の食材を味わうイベントや、市外で南相馬の暮らしや現状を伝える出展企画などを行ってきた。

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 同誌はサポーターへ送る会報誌として創刊。南相馬で暮らす人たちの思いや日常の風景の中にある南相馬の文化を掲載しており、創刊号のテーマは「馬」。「相馬野馬追など南相馬といえば馬のまち、と漠然と馬のイメージを持つ人は多いと思うが、実際に馬がそばにいる生活とはどんなものなのかを知っている人は少ない。改めて知ったら面白いと感じるような冊子に仕上げた」と企画を担当した同市職員、青山さんは熱く語る。

 東日本大震災を機に多くの人がさまざまな形で南相馬を訪れ、つながりができた。しかし、全ての人が定期的に南相馬を訪れるのは難しいことから、サポーターとしてつながり続け、長く関係を保っていきたいとの思いを込めて創刊したという。青山さんは「読んだ人がそれぞれにもっている南相馬への思いや情景を思い出したり、家族や友達に南相馬のことを話したりするきっかけになれば」とも。

 年2回の発行を予定し、1月29日現在、サポーターは500人を超えている。

 2月8日には南相馬のコワーキングスペース「NARU」(南相馬市原町区栄町)で、同20日には東京都内の食堂「風土はfoodから」(東京都千代田区)で創刊イベントも予定。東京会場では、南相馬の食材を使った料理も提供する。

 サポーターの申し込みは南相馬市のホームページで受け付けている。同誌は南相馬市役所や同市立図書館で閲覧することができるほか、今後、市民が会報誌を読める場所も増やしていく予定。

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