暮らす・働く 学ぶ・知る

福島での起業をサポート 「ふくしま復興塾」第6期生募集

ふくしま復興塾、第5期塾生

ふくしま復興塾、第5期塾生

  •  

6回目の開講となる「ふくしま復興塾」(主催=ふくしま復興塾実行委員会、福島県「平成30年度 福島県起業意識向上事業」委託)が塾生を募集している。対象は、福島県全域で、復興や地域創生に関する事業や活動を始めている、または始めようとしている個人、企業、NPO等。

ふくしま復興塾募集チラシ

 同塾は2013年、「ピーエイ」社長の加藤博敏さん(福島市出身)、「さくら中央税理士法人」いわき中央事務所代表の木幡仁一さん(いわき市)ら福島県出身の経営者を中心とした発起人の呼び掛けの下、主に福島県で起業を目指す社会人を対象として開講した。卒業生には、いわき駅前の復興飲食店街「夜明け市場」前取締役の松本丈(たけし)さん(2013年度グランプリ、いわき市)や、会津木綿を使った商品開発を行う「IIE」社長の谷津拓郎さん(2014年度グランプリ、会津若松市)らがいる。

[広告]

 8月下旬の開校式から翌2月の最終発表会までに全7回の講義やグループワークを行うことに加え、塾生がそれぞれ関心を持つ分野において地域課題を発見・分析し、その解決策を立案する。マーケティングや事業計画書作成などの実践的な講座や上場企業経営者の創業体験を聞く講座などを通し、塾生の事業を実現可能な状態へブラッシュアップしていくとともに、卒塾後も、立案した解決策の実現に向けて活動を継続出来るようサポートする。

 今年の講師陣は、電通プロデューサーの新井祐一さん、維新の三傑・木戸孝允の6代目の子孫にあたる「umari」コンセプターの木戸寛孝さん、indeed Japan社長の高橋信太郎さん、スカイマークエアライン前社長の西久保愼一さん、「レオス・キャピタルワークス」社長でファンドマネジャーの藤野英人さん、ライブドアホールディングス前社長の平松庚三さんらを予定。講師を人選した同塾発起人の1人で塾長の加藤博敏さんは、「各界の第一線で活躍するキーパーソンの自らの体験をじかに聞くだけでなく、車座で話す機会も作る。自分の運命を変える、とてつもない出会いになるかもしれない」と期待を込める。

 講義に加え、福島県内外へのフィールドワークや、既に70人以上に及ぶ同塾卒業生とのネットワーキングイベントも予定している。企業経営者や行政職員、NPO職員ら、さまざまな立場から地域に関わる塾生が集まる同塾。卒業生からは「『福島で事業を起こす意味』だけでなく、『なぜ、自分がそれをするのか』という、個人の人生軸と照らし合わせた事業の創り方についても考えさせてくれる」(第1期卒業生=「エフライフ」小笠原隼人さん)、「目指す事業はそれぞれでも、志の高い人たちと濃厚なつながりを持てたことが宝。卒塾した後も人として深く応援し合うことができている」(第3期卒業生=「結のはじまり」古谷かおりさん)などの声が聞かれる。

 塾生の募集は8月4日まで。7月31日には、東京日本橋の福島県アンテナショップ「日本橋ふくしま館MIDETTE(ミデッテ)」(中央区日本橋宝町4)で説明会もある。詳細、申し込みはホームページで受け付けている。