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福島Jヴィレッジに聖火到着 「復興の火」に200人

Jヴィレッジに展示された聖火の灯

Jヴィレッジに展示された聖火の灯

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※同展示は、4月8日より中止が発表されました。ご了承ください。(4月8日追記)

Jヴィレッジに展示された、ランタンに灯された聖火

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 ナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ(双葉郡楢葉町山田岡美シ森)で4月2日、オリンピック聖火の一般公開が始まった。9時に始まった一般公開には、地元をはじめとする多くの市民が訪れ、午前中だけで200人以上がランタンにともされた聖火を観覧した。

 聖火リレーは、3月26日に同所をスタートし、全都道府県を巡る予定だった。新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、2日前にオリンピック・パラリンピックの延期が発表され、聖火リレーも中止となった。「復興五輪」を掲げた同大会は、聖火は日本にとどめることとし、スタート予定だった同所での展示が決まった。

 聖火をともすランタンは、全高約30センチ、重さは約1.8キロ。真ちゅうでできており、ピンクゴールドは桜をイメージしている。展示初日に訪れた人からは「貴重な機会だから見ておきたかった」「思ったより小さいが、しっかり燃えている」などの声が聞かれた。

 聖火が展示されているJヴィレッジでは、新型コロナウィルスの影響で特に団体客のキャンセルが相次いでおり、「聖火の展示をきっかけに訪れる人が増えてくれたら」と期待する。

 一般公開は9時~16時。今月30日まで。新型コロナウィルス感染防止のため、観覧の前には手の消毒を行い、少人数のグループごとに約30秒ずつの観覧となる。

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