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いわきの花屋カフェで「手作り」イベント 地元手作り作家を応援

写真左・オーナー木村美也子さん、右・シェフ大塚涼子さん

写真左・オーナー木村美也子さん、右・シェフ大塚涼子さん

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 いわきの生花店「ア・ヌー」内の「はなcafeア・ヌー」(いわき市平南白土)で2月9日、地元の手作り作家の作品を販売するイベントが開催される。作品販売のほか、生花のプチアレンジ体験やトレー作りのワークショップも行う。今回で9回目。

「はなcafeア・ヌー」店内の様子

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 同イベントについて、「店をより多くの方に知ってもらうと同時に、いわきにこんなにすてきな作品作りをしている方がいることを知ってほしいという思いから始まった」と、発案者で同店スタッフの上出夕子さん。カフェに一日だけ現れる小さな店の数々。お気に入りを見つける宝物探しイベントとして人気を集めているという。

 「五感で楽しめるカフェをつくりたかった」と話すのは、オーナーで生花デザイナーの木村美也子さん。木村さんは高校卒業後、同市小名浜の生花店で働きながら東京へ通いフラワーアレンジメント講師の資格を取得。結婚後、ダイビングショップ内で資格を生かしフラワーアレンジメント教室を開いた経験がフラワーショップ開業へとつながった。

 1994年に最初の店を同市小島に開店。程なくして同市平にも店を持った。その後、同市平谷川瀬(やがわせ)にあったショッピングセンター内へ移転。2011年3月、東日本大震災で店は被災。修繕して同じ場所で再開する道もあったが、震災を一つのきっかけと考え移転することに。現在は同市南白土に店舗兼カフェを構える。

 店内のカフェスペースは、当初はフラワーショップの来店客の待機時にお茶を出すスペースにと考えていたが、「初めてのお客さまでも気軽にくつろげる空間に」と思い至り、移転半年後「はなcafeア・ヌー」が誕生した。「一人でも入りやすいカフェを意識している。お客さまは女性が中心だが、一人でも、また男性も気軽に来ていただいて、なおかつ長くいられる空間でありたい」と木村さん。

 店内は、統一されたインテリアをはじめ、食器、BGMに至るまで木村さんの思いが込められている。各テーブルには花言葉を添えた生花も飾る。併せて、シェフ大塚涼子さんをはじめとするスタッフのホスピタリティーがくつろぎの空間を生んでいる。

 開催時間は10時~15時。カフェの営業時間は11時~14時。詳細はフェイスブックページで確認できる。

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